急変対応時に慌ててしまう新人看護師へ
新人看護師が急変対応をすることになったら、当然のことながら動揺し、あたふたしてしまうことでしょう。新人看護師にありがちなのですが、固まってしまって全く動けない人もいます。また、逆に慌ててしまって余計な動きをしてかえって邪魔をするということもあります。患者さんの急変対応を落ち着いてするには、それなりの準備をしておくことが大切です。
その準備とは、物品がどこにあるかを把握しておくことです。急変時には、医師や先輩看護師から「○○取ってきて」と言われることがあります。しかし、それがどこにあるかわからない場合、他の誰かに聞かないといけませんし、探すのに時間がかかると処置が遅れてしまいます。このようなことにならないためにも、物品の場所は把握しておくようにしましょう。
急変の時に看護師が押して運んで行く、救急カートが用意してあります。このカートの中に何があるのかをチェックしておき、いざという時にすぐに手に取れるようにしておくことが大切です。この救急カートの中身は定期的にチェックされており、急変対応で使う可能性があるものが揃えられています。中にある物品の使い方も習得しておくと安心です。
また、救急カートの点検を先輩看護師と一緒にするのも良いです。そうすれば、もし使い方がわからない物品があれば先輩に聞くこともできますし、使い方を教えてもらえることもあります。
新人看護師は急変対応も経験を積まないと成長できません。急変があった時に自分はどう動けば良いかをイメージしておくとスムーズにいくでしょう。
【推奨サイト*迷える新人看護師へ<緊急対応マニュアル>】